2009栽培日記(第2弾)

【2009/07/18】

今回は、2つのプランターに枝豆の種を28粒ずつパラパラッと蒔きました。発芽してから太くて丈夫そうな苗を残し、適当なところで帳じりをあわせたいと思います。今回は3苗対5苗くらいにして、莢の付き具合などを比較してみたいと思います。もう7月中旬なので地温が暖かいせいか、この後3日で発芽しました。

【2009/07/23】

スタートしてから5日目です。日当たり良好なんですが、あとで土寄せするためののりしろとしておいたプランターの壁で日陰になっているせいでしょうか、なんかひょろひょろとした苗になってしまいそうです。

【2009/07/27】

1週間でここまで生長しました(写真左)。今回は、左のプランターが21個/28個発芽し、右のプランターが23個/28個発芽しました。微妙なものは除いて、発芽率は合わせて44個/56個78.5%)でした。

当初の予定通り、今回は1つのプランターに3苗と5苗で莢の付き具合を比較してみたいと思います。育ちの悪い苗やあまり期待できないものは間引き、イケると思った苗だけを残して真ん中まで移動しました(写真右)。その後、土寄せのつもり?で土を足し、二葉のあたりまで埋めました。

【2009/08/09】

第2弾の時期は気温地温が高いからでしょうかねぇ?第1弾のときよりも葉っぱが大きい気がします。それとも苗の本数が少ないから?少数精鋭が功を奏したのか、何となくですが、苗数の少ない方が風通しなどが良いんでしょうね?病気や害虫の被害に遭わないような気がします。

【2009/08/14】

おおよそ1ヵ月で花が咲きました。栄養が十分行き渡っているせいか?はっきりした形をしております。

【2009/08/19】

早々と花が散って莢になり始めています。今はひたすら水不足にならないよう水遣りしています。古い水がプランターの底に溜まっているよりも、どんどん新しい水を入れて排水させた方がおいしい枝豆ができるような気がします。

【2009/09/13】

いよいよ収穫の時期になりました。摘芯せずにここまで来てしまいましたが、葉っぱに栄養を横取りされることなく、莢が順調に育ってきました。

右の写真は1つのプランターに5苗で育てた枝豆の莢がなっているところです。莢の中から豆が弾き出てこんとばかりにパンパンになっています。今回は台風の影響や害虫による被害もなく、順調に生長してくれました。そのおかげで収穫を早めることなく、ギリギリのパンパンになるまで育てることができました。

写真左のザルに収穫したのが、1つのプランターに3苗で育てた群(3苗群)で、109莢/3苗36.33莢/1苗)の収穫となりました。写真右のボール(5苗群)は、144莢/5苗28.80莢/1苗)でした。

3苗群の36.33莢/1苗は、過去最高の2007年第2弾(今回同様、3苗/1プランター)の20.00莢/1苗を大幅に上回り、今後おそらく破られることのない記録更新になりました。

両方の枝豆をまとめて1つにすると、写真左のようにてんこ盛りになってしまいました。その後は、時間が勝負っ!で、すぐに塩ゆでにしました(写真中央)。相変わらず、プランターとは言え、自分で育ててその場ですぐに茹でた枝豆の味はたまりません。ホントに病みつきになってしまいます...

さて... 今年1年を通してみてみた考察です。育てた期間が違うので一概に言えませんが、10苗よりは5苗、5苗よりは3苗の方が1苗あたりの莢の数が多くなる傾向にあることが分かりました。今後の検討課題としては、この大きさのプランターでは、何本の苗が最適なのかを検証することです。今のところ3苗が最も良いという結果になっていますが、さらに2苗、1苗と本数を減らしていったとき、莢の収穫率に差がなくなるのは果たして何本なんでしょうかねぇ?