2009栽培日記(第1弾)

【2009/04/12】

今年からは同時期に2つ以上のプランターを使って莢の付き具合などを比較し、プランター栽培の最適な苗の本数を調べていきたいと思います。今回はとりあえず1つのポットに3個ずつ種を蒔き、全部で12ポット用意しました。

【2009/04/22】

10日で発芽しました。でも、なんだか急に寒くなったりでイマイチな感じです。発芽してからひょろひょろした苗にならないように、たっぷり日が当たるところに置いたんですが...

【2009/05/03】

写真左のようにひょろひょろになってしまいました。26個/36個(発芽率72.2%)で、発芽率としてはまあまあなんですが、実際に使えそうな苗は半分以下の15個でした。

そのうち5苗を左のプランターへ、10苗を右のプランターへ移植し、収穫率などに差が出るのかどうか検証してみたいと思います。いちおう、使えそうな苗を厳選したつもりなんですが、それでも細くひょろひょろした苗だったので少し深めに植えました(写真右)。

【2009/05/13】

そら豆栽培も終わり日当たりが良くなりました。二葉が開いて次の葉っぱが開く、ちょうど今の時期が個人的には一番可愛らしく思えます。

そろそろ土寄せの時期なんですが、このあとプランターに土を追加して土寄せと言うことにしました。早く根を張って丈夫な苗になって欲しいと思います...

【2009/05/31】

白い花が咲きました。葉っぱもワサワサしてきて豊作になりそうな予感がします。5苗群と10苗群、どっちが効率良く収穫できるんでしょうか?

【2009/06/06】

花が散り、莢が伸びてきました。ここに来て急速に生長しています。

【2009/06/27】

今年は後半、害虫による被害を受けました。葉っぱが黄色くなっているところの裏にはアブラムシがいたり、ところどころ変な虫が交尾をしているような状態で発見されました。本来ならもう少し莢の膨らみが大きくなるのを待ちたいところなんですが、写真中央のように害虫による被害が拡がってしまったので早めの収穫となりました。写真右のムシはその莢の中から出てきた犯人です。

同じ条件下で1つのプランターに10苗と5苗ではどちらが効率よく栽培できるか実験してみましたが、結果は次のようになりました。写真左は107莢/10苗10.70莢/1苗)で、写真右は84莢/5苗16.80莢/1苗)でした。

収穫量では、10苗群の方が多い結果(1.27倍)となりましたが、苗の数が多いため各莢に十分栄養が行き届いていなかったせいでしょうか?なんとなく同じ条件で育てた5苗群に比べて莢の膨らみ方があまいような気がしました。収穫率(1苗あたりの莢の数)では、5苗群の方が多く(16.80莢>10.70莢)効率的でした。

10苗群も10莢/1苗を超えているので悪い収穫率ではありませんが、害虫による被害が10苗群の方が多かったこと、1莢として数える莢の重さや規格をとくに定めていなかったことなどを考慮すると、結果に差は出たものの、問題点が多々あったと思われます。